「建設業の力を活かした地方創生」 |
<概要> 地域建設企業には三つの重要な役割があり、「インフラの町医者」として期待されています。 ・地域防災の最前線としての地域建設企業 ・老朽化する社会インフラを守る地域建設企業 ・複業により産業と雇用を創出する地域建設企業 地域建設企業は住宅・社会資本整備の直接的な担い手だけではなく、地域づくりの中核として多種多様な役割を担っています。災害発生時には地域住民にとって頼りになる存在です。また、従来の枠組みにとらわれず、地域のニーズに目をむけて、業種をこえて地域で活躍する企業も多くあります。 地域格差が広がり、人口減少が続くなかで、地方創生と国土強靭化が我が国の重要な課題となっています。建設業の力を活かした地方創生について、地域建設企業の取組事例を紹介しながら、その可能性と課題について述べます。 さらに、建設業を元気にするためのインフラの町医者の育て方、建設業のイメージアップ作戦についても提案します。 <内容>
・インフラの町医者をめざそう ・地域防災の最前線としての地域建設企業 ・老朽化する社会インフラを守る ・維持管理における新しい入札制度 ・複業により産業と雇用を創出する ・林建協働と森林再生 ・農商工連携と地域ブランド創出 ・過疎地・離島の集落再生の取組み ・地方創生のリーダーとして ・インフラの町医者に向けた人材育成 ・建設トップランナー十年の取組み ・建設業のイメージアップ作戦 ・国土強靭化と地方創生の方向 <参考本> 「大震災からの復旧ー知られざる地域建設業の戦い」「日本には建設業が必要です」 米田雅子、地方建設記者の会 「縦割りをこえて日本を元気に」米田雅子
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「激化する自然災害と地域防災の最前線」 |
<概要> 地球の地殻が動き、気候が変動するなかで、地震、火山の噴火、記録的な豪雨や豪雪、大型化する台風、頻発する竜巻など、日本列島では災害が威力が高まっています。戦後の開発で、人間の活動や住居空間が災害危機地域にまで広がったなかで、高まる災害外力からどうやって人々の暮らしや社会基盤を守っていくかが、地域建設業の大きな課題です。 近年の地域建設業は、東日本大震災にみられたように、防災、発災時の初動対応、復旧工事での活躍が期待されており、国土強靭化に関わる新たな挑戦も始まっています。 講師は内閣府の防災推進国民会議の幹事として、防災学術連携体(47学会)の事務局長として、建設トップランナー倶楽部の代表として、地域防災を推進しています。 全国規模で多発する激化する豪雨災害や風水害などの自然災害に地域建設業はどう備えていくべきか、災害時の初動対応や復旧をどう担っていくべきかについて、災害現場での奮闘の事例をもとに講演します。 <内容> ・日本列島をとりまく状況 ・気候変動と記録的豪雨 ・地殻変動と地震と火山の動き ・東日本大震災と地域建設業 ・震災復興の現状、復興住宅の取り組み ・政府の防災・減災対策 ・南海トラフ地震対策 ・異種の道ネットワーク ・防災・命の道、森林整備、国土保全 ・河川の氾濫とその対策事例 ・豪雨と地盤対策事例 ・森林整備と国土保全 ・インフラの町医者を育てよう ・建設業のイメージアップ作戦 ・防災の最前線としての地域建設業 <参考本> 「大震災からの復旧ー知られざる地域建設業の戦い」「日本には建設業が必要です」 米田雅子、地方建設記者の会 「縦割りをこえて日本を元気に」米田雅子
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「森林再生と森林資源の活用」 |
<概要> 日本には豊かな森林資源があるのに、森林に作業道がないために、間伐した木材の8割を森林に伐り捨ててきた。 ・日本の豊富な森林資源と低い自給率 ・次世代林業システム ・基幹作業道の整備と機械化の推進、 ・「異種の道ネットワーク」づくり ・林建協働の進め方 ・国産材マークと利用拡大 ・公共建築物の木造化 ・地域材をつかった住宅づくり ・森林バイオマスの利用、 ・林整備は国土整備につながる <参考本> 「日本は森林国家です」米田雅子、日本プロジェクト産業協議会
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